文在寅氏、「朴槿恵政権は盧武鉉政権に学ぶべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.16 12:21
与党セヌリ党が、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時の国連北朝鮮人権決議案採決棄権に当時大統領秘書室長だった「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)元代表が深く介入していたとして批判水準を高める中、文元代表は15日、「盧武鉉大統領は双方(外交部と統一部)の意見を十分に聞いた後、多数の意見により棄権を決めた」と話した。
棄権議論は当時外交通商部長官を務めていた宋旻淳(ソン・ミンスン)氏がこのほど出した回顧録『氷河は動く』で、「2007年11月の国連北朝鮮人権決議案採決に先立ち、盧大統領主宰で開いた首脳部会議で南北チャンネルを通じ北朝鮮の意見を聞いてみようという金万福(キム・マンボク)国家情報院長(当時)の見解を文在寅室長(当時)が受け入れ、結局韓国政府は北朝鮮の意向を尊重し棄権した」と書いたことに触発された。