乙巳(ウルサ、第2次日韓協約)条約締結当時、長谷川好道駐在朝鮮軍司令官が強圧的に条約締結に追いやった情況を自ら記録した文献が発見された。
荒井信一駿河大学名誉教授は、条約締結5日後の1905年11月22日長谷川司令官が作成した「保護条約締結始末」を最近、旧陸軍省の「戦域陸軍正史」から発見したと14日、明らかにした。
報告書によると長谷川司令官は韓国政府を強圧するために条約締結半月前、軍隊動員命令を受けた。彼は武力デモを起こして大韓帝国李根沢(イ・グンテック)軍部大臣に会い、条約締結に応じなければ無力行使すると脅迫したという。