韓国国際交流財団は、２０００年１１月１２０万ポンド（約２３億ウォン）を支援して開設した英国ロンドン大英博物館韓国室に朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）を宣伝するような作品が展示されていることと関連、遺憾の意を表明する書簡を送ることにした。

財団関係者は２日「韓国室には２０点余りの北朝鮮作品が展示されているが、そのうち『決死擁護革命的軍人精神』をはじめとする５点が問題となり、博物館側に書簡を送る方針」と話した。

同関係者は「博物館側は昨年末から北朝鮮作品を入手して展示しており、財団側がこれらの作品交代を要求する直接的な権利はない」と付け加えた。