【コラム】南北首脳会談を巡る4つの難題(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.23 10:13
朴槿恵(パク・クネ)大統領が今月12日、北朝鮮の指導者金正恩(キム・ジョンウン)第1書記と何の条件もつけず会う可能性があるという意向を初めて表明した。この発言は人権、離散家族対面などの問題について対話しようという韓国国会の南北国会会談の提案を北朝鮮が拒否した後に出たものだ。無条件の対話を提案することによって朴大統領はうまく北朝鮮を圧迫した。北朝鮮が韓米合同軍事演習や北朝鮮人権状況に対する非難の中止を南北対話の前提条件として前に出す名分が弱くなるためだ。このような青瓦台(チョンワデ、大統領府)の計略が成功すれば南北対話は軌道に乗るはずだ。
朴大統領任期内に南北首脳会談を開催することはできるだろうか。もしできるとしたら青瓦台は少なくとも次の4つの問題を慎重に処理しなければならない。