ブラジルに鉄道、キューバには資金…中南米に力注ぐ中国・ロシア(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.14 11:06
米国と刺々しい関係にある中国・ロシアが先を争ってラテンアメリカへの影響力拡大に乗り出している。伝統的に「米国の前庭」と呼ばれてきた地域だ。習近平・中国国家主席とプーチン・ロシア大統領が15・16日(現地時間)、ブラジルのフォルタレザで開かれているブリックス(BRICs、ブラジル・ロシア・インド・中国)の第6回首脳会議を前後して中南米を歴訪し、プレゼントの大盤振る舞いを演じている。
習主席はブリックス会議出席後、ブラジル・アルゼンチン・ベネズエラ・キューバを国賓訪問する。この期間中「ラテンアメリカ-カリブ諸国共同体(CELAC)」首脳会議が開かれるが、この際に中国の要請で中国-CELAC首脳会議も開催される。この席で習近平は「中国-ラテンアメリカフォーラム」の創設を提案すると中国官営メディアが伝えた。フォーラムが誕生すれば「ブリックス開発銀行」などを通した中国の中南米投資を活性化させる場が常設化される。