習近平氏、金正恩氏に会って「北朝鮮の安全を支援する」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.21 07:47
金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が20日「過去1年間、朝鮮(北朝鮮)は情勢緊張を緩和するために多くの積極的な措置を取ったが、関係国の積極的な呼応を得ることができなかった。これは見ようと思った姿ではなかった」と明らかにした。金委員長はただ「朝鮮は忍耐心を維持するだろう」とし、「関係国が朝鮮側と向かい合ってお互いの関心事を解決し、半島問題が解決されて成果があることを望む」と知らせた。
金委員長はこの日、平壌(ピョンヤン)を訪れた習近平中国国家主席との首脳会談でこのように明らかにしたと中国CCTVが伝えた。金委員長が言及した「関係国」は米国を意味する。したがって、北朝鮮が非核化協議に出たにも米国がそれに(彼に)相応する北朝鮮への制裁解除などの措置を取っていないという不満を表わしたと分析される。それでも忍耐心に言及したということから金委員長がドナルド・トランプ大統領に約束した核・ミサイルのモラトリアム(実験中断)を当分守り、第3回米朝首脳会談の開催を促したと分析される。