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【社説】平昌パラリンピックは成功したが後進的放送は「残念」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.19 09:55
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平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピックが18日、幕を下ろした。昨年この時期には国民的関心度が20%台序盤(文化体育観光部調査)に過ぎなかったが、「パラリンピックの生中継をさらに編成してほしい」という青瓦台(チョンワデ、大統領府)の国民請願が国民の呼応を得るほど、期待以上の関心を集めることに成功した。今回のパラリンピックで韓国初めてのメダル(銅メダル)と史上初めての金メダルを獲得したクロスカントリーのシン・ウィヒョン選手をはじめ、カーリングとアイスホッケーなどが良い結果を出しながら感動と面白さを同時に与えたためだ。身体的な不自由だけでなく、差別的な視線まで克服して競技に臨む選手たちを見守るだけでも、勇気と希望を与えてもらったと話す人が多い。

このような感動的な感想とは違い、パラリンピックの中継権を確保した地上波3社の中継形態は非常に残念だった。シン・ウィヒョンは11日、初めてのメダル授賞式直後、取材陣に「中継時間を増やしてほしい」と訴えた。だが、3社いずれもこれを無視して各社別に予定されていた18~24時間を貫いた。国家の基幹放送と言われるKBS(韓国放送公社)も同じだった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「中継時間を増やしてほしい」と一言言った後になってやっと編成時間を拡大すると騒ぎ立てたが、せいぜい約30時間に増やすのにとどまった。それさえも様々な種目を等しく中継する代わりに、重複中継で電波の無駄遣いを招いた。一例として地上波3社いずれも大統領夫婦が観覧したアイスホッケー競技を一斉に中継したため、視聴者たちはシン・ウィヒョンの金メダル場面を逃した。

 
開催国にふさわしくない「冷遇中継」批判にテレビ局は低い視聴率を理由に挙げる。だが、オリンピック(五輪)主管放送である米NBCをはじめ、英国・フランスなど北米と欧州のテレビ局が編成時間を100時間前後に決めた。また、次期開催国である日本(NHK62時間)と中国(CC-TV40時間)が韓国より多く中継したことを見れば、商業的利益のための言い訳という疑念を拭えない。国民の視線に合わせなかった地上波3社の後進的放送慣行を今でも省み、正す時だ。

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