韓国副首相「日本の輸出規制、成長率にも影響…日本に首相特使提案」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.18 15:14
韓国の洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官は18日、「日本の輸出規制措置が進展すれば、経済成長率にも影響がある」と話した。李洛淵(イ・ナギョン)首相の特使派遣など、日本との協議の有無に関しては「政府は開かれた姿勢で協議を提案し続けている」と明らかにした。
洪副首相はこの日、国会企画財政委員会全体会議に出席して「日本の措置が長期間持続する場合、韓国経済にも悪い影響があるだろう」と答えた。しかし「どれだけの影響があるのか」という柳成葉(ユ・ソンヨプ)民主平和党議員の質問には「簡単には申し上げることはできない」として言葉を慎んだ。
韓国政府は6月、今年経済成長率見通しをこれまでの2.6~2.7%から2.4~2.5%に0.2%ポイント低くして公表した。当時は日本の経済報復が反映されていなかった。発表当日、洪副首相は「日本の輸出規制が韓国の経済成長率が修正されるほどの事案ではない」と話したが、今回立場が変わったものとみられる。一方、韓国銀行はこの日、今年の成長率見通しを従来の2.5%から2.2%に大きく下方修正した。