【コラム】半導体強国の必要条件=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.29 14:52
10月29日は「第8回半導体の日」だ。半導体輸出が最初に100億ドルを突破した1994年10月29日を記念して2008年に制定した。1965年に国内初の半導体工場が建てられて以降、1982年に韓国の技術で作った半導体で世界市場に初めて足を踏み入れ、10年後の1992年に64メガDRAMを世界で初めて出して世界を驚かせた。今は世界市場の占有率2位、輸出1位の代表産業に成長して韓国経済を導いている。
蓄積された技術が多くなく、立派な設備さえなかった韓国が半導体産業に参入するといった時、多くの専門家たちは無謀なことだと心配したのは事実だ。そうした憂慮にもかかわらず韓国が半導体先導国になったのは驚くべきことだ。これは企業の大胆な投資とともに大学・研究所・政府が命をかけて努力した結果といえる。政府は1985年「半導体産業総合育成対策」、2000年「半導体産業競争力強化案」、2010年「ソフトウェア・半導体同伴育成戦略」など多様な政策で支援してきた。