いつになく熱かった韓国人サッカー選手の欧州移籍市場(2)
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2012.09.02 11:45
五輪直後には奇誠庸が韓国人10号プレミアリーガーになった。奇誠庸はロンドン五輪で韓国の初の銅メダル獲得に貢献し有数のクラブから絶えずラブコールを受けてきた。しかし奇誠庸はビッグクラブより自身の色に合うチームを選択した。昨シーズンにプレミアリーグ10位だったスウォンジ・シティは開幕2試合で特有の巧みなパスプレーと組織力を基に2連勝を収めた。スウォンジ・シティのスタイルが気に入った奇誠庸は移籍を決意し、韓国人では過去最多の移籍料となる推定600万ポンドで移籍した。
最後の移籍を飾った選手は朴主永だった。昨シーズンにイングランドの名門アーセナルに移籍して大きな夢を抱いた朴主永はアーセナルのアーセン・ベンゲル監督から徹底的に無視され実戦でほとんど走ることができなかった。ロンドン五輪後に評価が高まった朴主永は移籍を望み、結局スペインのセルタ・デ・ビーゴへの移籍を31日夜に確定した。1年のレンタル形態で移籍した朴主永は李天秀(イ・チョンス)、李鎬鎮(イ・ホジン)に続き韓国人3人目のプリメーラリーガーになった。これに先立ち20歳以下(U-20)ワールドカップ代表出身だったキム・ギョンジュンがフランス・ボルドーからドイツ・デュイスブルクに移り新たな挑戦を控えている。