<サッカー>韓日戦の伝統を拒否した趙監督の改革(2)
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2011.08.10 14:36
◇伝統を拒否した趙広来監督の改革
伝統的に韓国代表は歴代の韓日戦で、体力的な優位を前面に出しながらの激しいプレスで、技術を重視する日本サッカーをつぶすプレーを見せてきた。 しかし趙広来監督は従来の代表チームより一段階レベルの高い技術サッカーを韓国代表に浸透させようとしている。 これをファンは漫画サッカーと呼んでいる。
前回の韓日戦は結果的に失敗だったが、趙広来監督はもう一度、勇気を持って韓国式技術サッカーで日本の技術サッカーを制圧するという正攻法に出る考えだ。 中盤プレーの完成は趙広来監督の宿願だ。 趙監督は昨年8月に監督に就任し、「韓国サッカーは一段階さらにレベルアップする必要がある。 世界サッカーの流れであるパスサッカーを完成し、2014ブラジルワールドカップ(W杯)では8強入りを目標にする」と明らかにした。 そのためにはミスを恐れてはならない。 問題は今回の対戦が韓日戦という点だ。 試合の結果を無視するわけにはいかない。 中盤での正面勝負を準備する趙広来監督にとっては冒険となる。