【社説】皇帝・ツァーリ絶対権力登場…韓半島はどこへ向かうのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.19 09:18
中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が相次いで長期執権体制を完成した。これを受け、2大共産国は新たな絶対権力の時代に入った。
17日に開かれた全国人民代表大会(全人代)で習主席は事実上の全会一致で国家主席と党中央軍事委員会主席に再選出された。これに先立ち習主席は長期政権の唯一の障害物だった国家主席の任期制限をなくした。昨年10月の党大会ではすでに党総書記に選ばれ、いかなる制限もなく中国権力の3大軸である党・政・軍を継続して掌握できるようになったのだ。習主席はこの日、自分の親政体制もさらに固めた。7上8下(67歳まで留任、その後は退陣)の慣例までも破り、腹心の腹心という王岐山・前共産党中央規律検査委員会書記を国家副主席に選出した。