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【コラム】ノーベル賞受賞の秘訣は長寿?=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.23 15:33
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今年も10月初めの「ノーベル賞シーズン」が終わり、分野別のノーベル賞受賞者がすべて発表された。このうち科学分野のノーベル賞、すなわちノーベル物理学賞、化学賞、生理学・医学賞に今回選ばれた科学者の面々を見ると、すべて60代後半から80代半ばの元老という特徴がある。

死去した人にはノーベル賞を授与しないという原則がある。ノーベル賞受賞が有力視された科学者が受賞の前に亡くなってしまう残念なことが時々生じたりもする。今年のノーベル物理学賞の業績は「アインシュタインが予測してから100年ぶりに立証された」重力波の観測だが、これに関連して大きな功労がありノーベル賞の受賞が有力視されていた物理学者1人が今年3月に死去し、他の人に受賞の栄光が渡ることになった。

 
ノーベル科学賞受賞者の年齢帯が高まったのはかなり以前からだが、20世紀前半は状況が違っていた。すなわち量子力学の確立に貢献して1932年度と1933年度にノーベル物理学賞をそれぞれ受賞したハイゼンベルクとディラックは当時30歳を超えたばかりの若者だった。今日の生命科学時代を開いた一人、ジェームズ・ワトソンもわずか25歳でDNAの二重螺旋構造の発見という大きな業績を残し、30代の1962年にノーベル生理学・医学賞を受けている。このほかにも科学の教科書で紹介されている著名な科学者の多くが40代前の若さでノーベル賞を受賞しているが、今日とは違い、当時は科学のいくつかの分野が革命的に発展した時期であったために可能だった。

最近でも若い年齢で業績を出す科学者がいないわけではないが、それが確実に立証されるまでには長い時間がかかることが多い。また著名な科学史学者クーン(Kuhn)の言葉を借りて、もう「科学革命」の時代は過ぎて謎解き式の「通常科学」の時代が到来したとすれば、業績を累積的に築いた元老科学者がノーベル賞受賞に有利になるしかない構造だ。しかし速断はできない。19世紀末の物理学も、これ以上は新しいものが出てこない完成された学問と見なされた。しかし20世紀初めに相対性理論と量子力学という革命的な理論が誕生すると誰が予想したのだろうか。

チェ・ソンウ/科学評論家

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