国連、日本の慰安婦問題への取り組みを批判…評価引き下げ
ⓒ 中央日報日本語版2017.07.26 10:48
国連が、日本政府の慰安婦問題解決に対する取り組みを評価する等級を、事実上、引き下げたことが分かった。
韓国メディアのKBS(韓国放送公社)などは26日、市民的・政治的権利に関する国連の人権規約委員会が2014年7月、日本の市民・政治自由規約履行事項を審査した最終報告書で、慰安婦問題を日本政府が公開謝罪するように求めながら、関連者の処罰、被害者名誉の毀損防止などを勧告したが、その後2回の会議で勧告履行評価が引き下げられたと報じた。
報道によると、昨年3月、日本政府の回答を反映した第116回会議の時、委員会は日本政府の後続措置を「部分的満足」を意味するB2と評価した。B2は、最初の措置は講じられたが追加情報と持続的な措置が必要な場合に下される評価だ。当時の評価は、2015年12月28日に締結された韓日慰安婦合意を反映した側面が大きかった。