韓国・大邱の猛暑…「1000万株の木々も防げない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.05 10:35
昼間の最高気温が34.5度を記録した3日午後3時、大邱市中区(テグシ・チュング)のパンウォルタン地下商店街。60~80代の高齢者50人余りがベンチに座ってあおいでいた。この頃、昼間の12時頃になるとベンチは高齢者たちでぎっしりと埋まる。暑さを避けてエアコンが稼動する所に集まってくるのだ。それでも相当数は暑さに疲れたようにぼんやりした表情だった。人が多く、少しだけ座っていても暑さを感じるためだ。
パク・ホニョンさん(72)は「家が蒸し鍋のように熱くて、毎日ここに訪れる」と話した。同じ時間、地下商店街の上のアスファルト道路からは熱が吹き出していた。歩道には道行く人もほとんどいなかった。「熱い都市」で知られる大邱では、猛暑と熱帯夜が今年も猛威を振るっている。大邱気象台によれば先月、猛暑日(最高気温が33度を超える日)は24日間あった。これは1909年に気象観測を始めて以降7月気温としては3番目の記録だ。1942年と94年がそれぞれ28日間で最も多かった。