韓国人8人乗船の運搬船がインド洋で乗っ取り

韓国人8人乗船の運搬船がインド洋で乗っ取り

2011年01月16日09時00分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  韓国人船員8人を乗せた三湖(サムホ)海運所属の「三湖ジュエリー号」が15日午後、インド洋でソマリアの海賊と推定される勢力に乗っ取られたと外交通商部が明らかにした。1万トン級化学物質運搬船の三湖ジュエリー号には船長ら韓国人8人のほかインドネシア人2人、ミャンマー人11人の21人の船員が乗船していた。

  この船はアラブ首長国連邦からスリランカに向かっていたところ、オマーンとインドの間のインド洋北部海域で拉致されたとみられる。外交通商部が明らかにした拉致地点の北緯22度東経64度地点は、海賊退治のために派遣された韓国海軍の青海(チョンヘ)部隊の活動地域から2000キロメートルほど離れたところ。外交通商部当局者は、「ソマリアの海賊が最近活動半径をインド洋遠洋にまで広げている。拉致された船の正確な位置は把握できずにいるが、事件海域からソマリアに連れ去られているとみられ、船員らの身辺には異常はないと推定される」と話した。政府は外交通商部在外同胞領事局を中心に対策本部を設置し、駐ケニア大使館に現場対策本部を設置した。また、国土海洋部と国家情報院など関連官庁が対策を協議中だ。 

  ソマリア近隣海域とインド洋を往来する韓国船舶の被害は2006年以後毎年発生しており、最近は増加傾向にある。昨年4月には今回の拉致船舶と同じ三湖海運所属の原油運搬船「三湖ドリーム号」がソマリアの海賊に拉致された後217日ぶりに解放された。また、昨年10月にはケニア近海でソマリア海賊に拉致された「クムミ305号」(韓国人2人乗船)事件もまだ解決されないでいる。韓国政府は2009年に海軍青海部隊をソマリア海域に派遣し、海賊退治のための多国籍作戦に参加させている。

  国土海洋部によると、昨年は世界で66件の船舶拉致事件が発生し、このうち62件がソマリア近海で起きた。また、昨年海賊が商船を攻撃した事件は446件で2009年に比べ9.8%増加した。
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