韓経:現代車、トヨタ・日産抜いてロシア市場占有率1位

韓経:現代車、トヨタ・日産抜いてロシア市場占有率1位

2016年08月22日10時22分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
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19日、ロシアのサンクトペテルブルクにある現代(ヒョンデ)自動車工場で従業員が「クレタ」の品質を点検している。
  19日ロシアのサンクトペテルブルクにある現代(ヒョンデ)自動車ロシア法人(HMR)の工場のベルトコンベヤーでは小型スポーツユーティリティー車両(SUV)の「クレタ」が3分に1台ずつ生産されていた。クレタはインドで大ヒットした小型SUVで、現代車は今月からロシアでも生産を始めた。車両品質を担当するイサコフ・アレクサンダー氏は「この2年間、西側の経済制裁でロシア経済が困難になりながら日産・ゼネラルモータース(GM)などは勤務時間を減らし工場を閉鎖したが、現代車は新型モデルを投入して生産量を減らさなかった」として「鄭夢九(チョン・モング)現代車グループ会長ら経営陣が最近直接現場を指揮する姿に社員たちもロシアの企業で働くという覚悟で最善を尽くしている」とした。

  ◆ロシア市場占有率1位

  現代車と起亜自動車は昨年ロシア市場で前年対比13.5%減少の32万4701台を販売した。だがロシア全体の自動車市場が35.7%減少する中で市場占有率は15.1%から20.3%になり1位を記録した。ほかのグローバル企業が現地生産を中断する中で現代・起亜車が現地部品の調達を増やし価格競争力が高い小型車生産を拡大したためだ。

  パク・スンイクHMR生産管理部部長は「ロシア市場に共に進出した11社の協力企業だけでなく現地業者からも部品を調達している」として「現地部品調達率が46%に達し原価節減の土台になっている」と説明した。彼は「難しい時ほど生産量を維持してロシア経済に寄与するロシアの国民企業として新たに出ることが現代車の方針」とつけ加えた。

  キム・ジョンスHMR生産管理理事は「ロシア工場(年産20万台規模)は劣悪な市場状況にもかかわらず昨年は23回の土曜特別勤務で22万9500台を生産し114%の工場稼動率を記録した」として「ロシア自動車業者の平均工場稼動率(33%)を大きく上回った」と強調した。さらに「海外の販路開拓のために昨年ロシア進出の完成車業者で初めてエジプト・レバノンなど9カ国に車両1万4112台を輸出した」と伝えた。

  現代・起亜車のロシア戦略車種ソラリス(韓国名:アクセント)とリオ(韓国名:プライド)は今年に入ってから6月末までそれぞれ4万5930台と3万9454台売れてベストセラー・カー1位と3位を疾走している。

  ◆現地モデル前面に出し市場拡大

  現代車は現地戦略モデルのクレタを前面に出してロシア市場拡大に出るという方針だ。キム・ヨンマンHMR総務部長は「ロシア市場に吹いているSUV熱風に対応するために今月からクレタを生産・販売し始めた」として「ロシア全域にある約150店の現代車販売店に注文が集まりすでに2カ月分の契約がたまっている状況」と話した。「今年だけで2万台のクレタをロシア市場で生産する計画」とつけ加えた。

  キム理事は「険しい地形に適合する車両を出すために距離1万1000キロのロシア横断実験によって機能を補完した」として「HMRは伝統的にコンパクト・セダン部門で強気を見せていたが、クレタの加勢でSUV部門につながるラインナップを構築した」と強調した。

  現代車はクレタに「ロシア特化仕様」を適用した。まず零下35度の酷寒でもエンジンがかかるように大容量バッテリーを装着し、ホイールとシーツに熱線を、フロントガラスには発熱グラスを採用した。またロードクリアランス(最低地上高)を10ミリ上げて雪道走行が多い点を考慮してワォッシャー液の容量も2.5リットルから4.6リットルに増やした。キム理事は「道路事情が劣悪な現地の特性を考慮してロシアでは2.0リットルエンジンモデルも生産する」として「5年間、今年のロシア車に選ばれロシアの国民車として新たに出たソラリスの人気を継続するだろう」と話した。
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