【社説】「低出産克服」ための超党派的協力を歓迎する=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.30 11:05
韓国国会の超党派の会「アジェンダ2050」が29日に創立総会で低出産克服の意思を再確認したことは鼓舞的だ。この会は教育・福祉・雇用・租税・行政など各分野における未来の立法課題を研究するために組織された。この日、金鍾仁(キム・ジョンイン)・羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)・劉承ミン(ユ・スンミン)・金成植(キム・ソンシク)・金世淵(キム・セヨン)ら与野党の大物政治家たちが参加した創立総会の話題は何と言っても「低出産克服」だった。
「人口が正常な構造にならなければ、現存するすべての制度がその機能を果たせない時代が否応なくやって来る」という野党・共に民主党代表の金鍾仁氏の指摘の通り、低出産の克服は与野党を超えた時代的課題だ。「国会がするべき仕事は次の世代を準備すること」というセヌリ党羅卿ウォン議員の言葉通り、今からでも低出産克服に向けて国会が積極的に動かなくてはならない。第20代国会が前に出て、低出産克服を政権が変わってもずっと長期間持続しなければならない国会と政府の超党派的政策として宣言するのも一つの手だ。