【時視各角】もし韓国でテロが発生したら(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.20 16:00
テロは事後対応よりも事前予防が重要だ。すでに発生した後ではいくら早く制圧しても人命被害から逃れ難い。事前予防の核心は、強力なテロ情報収集能力だ。しかし国家情報院はテロ危険人物が入国しても事前調査する法的権限がない。2003年、国家情報院は米国中央情報局(CIA)からアルカイダ組織員についての諜報を受けとった。「ある組織員が米軍基地の動向を探知しろとの指示を受けて韓国に潜入した」という内容だった。国家情報院は容疑者が国内に不法滞在して強制出国した事実だけを確認したが彼がどんな活動をしたのかは全く把握できなかった。
テロがグローバル化しながら外国情報機関との共助も重要になっている。捜査機関間の情報交換は「やりとりすること」が原則だ。権限のない国家情報院は知りたい情報を確保するのが難しい。結局CIAなどの情報を待つ「天水田」方法の情報収集にとどまるしかない。