日中にも輸出される韓国莞島産アワビ…「世界の巨匠シェフの関心を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.02 15:59
先月30日午後、全羅南道莞島郡青山島のアワビ養殖場。小さな起重機で網を引き上げると、すぐにプラスチックの枠にくっついたアワビが現れた。これを取って食べてみたソウルGourmet組織委員会の具三悦(グ・サムヨル)委員長(71)は「ここまでの道のりは遠かったが、本当に来てよかった」と興奮を隠せなかった。同行した世界的な飲食専門記者ジャン・ピエール・ガブリエルさん(55、ベルギー)も「素晴らしい」を連発した。
この日早朝にソウルを出発した2人は飛行機と車で莞島邑に到着した後、旅客船に乗って青山島に入り、また漁船で海上の養殖場へ向かった。翌月21-25日にソウルの主要ホテルなどで開かれる「2013ソウルGourmet(世界有名シェフが集まって開催される味覚フェスティバル)のメーン料理の材料として採択したアワビをチェックするためだ。キム・ジョンシク莞島郡守とシン・ウチョル元全南海洋水産科学研究院長に会い、アワビの生態や養殖産業の現況などを尋ねたりした。