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中国、今度は白頭山で…なぜ?

2006.09.08 09:46
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1990年、北京アジア大会を控えてチベット高原の唐古拉峰で中国が生んだ世界的体操選手李寧(中央)が聖火を採火している(上)。下はその16年後の6日、白頭山頂上天池で来年1月、中国長春で開かれる冬季アジア大会に使われる聖火を採火している姿。



中国が来年1月、吉林省長春で開く冬季アジア大会に使う聖火を6日、白頭山天池(ペクトゥサン・チョンチ)の中国側領土で採火した背景は何だろう。

 
これについて、韓国で東北工程の一環という非難が強く起こると、中国外交部関係者は中国の地どこで採火してもそれは中国が決める問題という立場を間接的に明らかにした。もちろん何らの政治的動機もないと強調した。

しかし中国は聖火をすでに政治的に利用した事例があるという指摘を受けている。1990年7月、北京アジア大会組織委員会は「聖火をチベット自治区で採火することにした」と発表した。当時、国際社会は驚いた。1年余り前の89年3月、チベットの首都拉薩(ラサ)で大規模な抵抗運動が起きたことを思い浮かべたからだ。しかし中国政府は「最も清い空気と日の光を受けるためにはチベットがいちばん良い」と説明した。中国当局はこれに先立って聖火を採火する聖女としてチベットの少女タワヤンバオさんを選抜した。これに対して中国専門家の中には「チベットとチベット人が中国の一部という事実を対内外に明らかに示そうとしたこと」という人々が多い。何よりチベットの分離独立運動に釘を刺す意味だというのだ。

当時海抜5000メートルを超える唐古拉峰で採火された火種は航空便でチベットの拉薩、西北端新疆ウイグル自治区の首都烏魯木斉(ウルムチ)、最南端の海南島の海口、東北端の黒竜江省の省都哈爾貧(ハルピン)に運ばれた。中国の東西南北末から聖火を出発させるためだ。ここには中国の領土がどこまでなのかを伝える意図が敷かれていた。

今回の白頭山聖火採火についても同じ意図が敷かれているという意見が多い。中国は白頭山(中国名長白山)を自国の名山でとして広報するために2004年10大名山に加えた。もちろん白頭山が冬季アジア大会の開催地である長春と近いから選択したと考えることもできる。しかし白頭山が北朝鮮と領土を分けている「不完全な領土」であることを考えれば、聖火の採火地としてはふさわしくないという指摘が多い。このために中国が国際的スポーツイベントを宣告する聖火を白頭山で採火することで「白頭山は中国の領土」であることを全世界に知らしめようと考えたという疑惑は拭えないと専門家らは指摘している。浦項(ポハン)工科大学人文学部パク・ソンヨン(中国史)教授は「中国が白頭山を中国のブランドとして知らしめるためにここで採火したものと考えられる」と話した。

中国当局は白頭山の聖火採火を緻密に準備してきたという。おおむねメディアは静かに扱っていた。官営新華社通信と東北地域のメディアを除いた大部分のメディアは採火のニュースを扱わなかったか、あるいは非常に短く扱っていた。これは中央政府がこの問題には特に関心がないという点を表す意図だと考えられる。

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