韓経:【社説】企業・政府の両輪で回る日本、韓国は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.01 11:12
日本財界の求心点である経団連の榊原定征会長の5月31日付日本経済新聞のインタビューは、韓国にも様々な意味で示唆するところがある。「経団連と政権は車の両輪」という言及が特にそうだ。「経団連が安倍政権と蜜月関係を維持してデフレ脱却など経済問題を解消していくという意欲を示したもの」というのがこの新聞の評価だ。
かつて「政経癒着」の一軸という批判も受けていた経団連の首長が政府と対等な協力関係で経済発展を主導するという自信に驚いた。彼は「単に(政府の)外にいて批判するのではなく、政府の中に入って経済界の立場を実現する」とし「国の根幹となる構造改革を先頭に立って取り組む」とも述べた。日本政府の誰からもこの言葉に異議を唱えるか、論争をそそのかしたという話は聞こえない。アベノミクスが成果を生み出したもう一つの主な背景をここで垣間見られる。