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人民元5年ぶり最安値…人民銀行の為替レート政策ジレンマ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.30 10:55
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ブレグジット〔Brexit:英国の欧州連合(EU)脱退〕の暴風が中国に上陸した。

ブレグジット・ショックの中でも中国証券市場は相対的に善戦した。問題は人民元だ。安全資産の選好で米国のドル高が進みながら人民元は29日に5年6カ月ぶりの最安値を記録した。この日外国為替市場で人民元は前日よりも0.05%元安の1ドル=6.6515元で取り引きされた。2010年12月14日以降で最も安い。

 
人民元の下落を眺める中国人民銀行の内心は複雑だ。中国が経済成長率6%台の中速時代に入る状況で元安は悪くない。中国企業の輸出競争力を維持できるからだ。だが元が急落すれば話は変わる。

中国に投資された海外資本が為替差損などを憂慮して中国を抜け出れば元が下落し、この結果、追加の資本離脱をそそのかす悪循環が広がるためだ。

すでに経験がある。ブルームバーグによれば昨年8月11日に中国人民銀行が元告示の為替レート算定方式を親市場的に変えるとしながら奇襲的に切り下げた後、年末までに1兆ドルの資金が中国から抜け出た。投資家は海外資産に視線を転じ、一部はドル表示の債務を減らすためにお金を取り出したのだ。

中国株式市場が波打った1月にも中国政府は元の急落にベッティングした投機勢力と激戦を行うなどの「はしか」を体験した。ケニックス・ライ東アジア銀行外国為替アナリストは「今年の下半期にも中国の経済鈍化が持続して元の下落圧力が高まると予想されるだけに、人民銀行は元の急落を望まない」と話した。

このような内心を表わすように人民銀行は29日、元の基準為替レートを1ドル=6.6324元と告示した。前日よりも元の価値を0.31%引き上げた。24日のブレグジット決定後初めて元の価値を上げたのだ。元の急落にブレーキをかけたわけだ。人民銀行は前日終値のプラスマイナス2%の範囲内で基準為替レートを毎日外国為替市場が開かれる直前に告示し、この基準為替レートを基に取り引きが始まる。

人民銀行はこれに先立ち28日には「元貨為替レートは基本的に安定的であり、今後も現在のシステムにより為替レートを運営する」として市場の沈静化に出た。

人民銀行のこのような動きと発言にもかかわらず市場は人民元の追加の下落を予想している。バンク・オブ・アメリカ(BOA)は今年の末までに元の価値がドル対比で5~7%さらに落ちると予想した。オーストラリアニュージーランド銀行(ANZ)は1ドル=6.65元まで下落すると展望した。UBSグループは元が1ドル=6.8元まで下落する可能性があると見通した。

投機勢力は人民元の急落にベッティングする姿だ。人民銀行が人民元の防衛に出るという期待で24日後、域外市場の人民元が大幅に落ちている。その影響で領域内の人民元との格差はますます広がっている。29日域外市場で人民元は1ドル=6.6661元で領域内(6.6515元)よりも低かった。

大和キャピタルマーケットのキャビン・ライ首席エコノミストは「中国の資本流出の第2ラウンドが始まっている」と話した。ブルームバーグはコメルツバンクの言葉を引用して中国が人民元の急落とこれに伴う資本離脱を早期に遮断するために29日、香港元の域外市場に介入したと報道した。リリー・オヤン東京三菱UFJ戦略家は「ブレグジットによって人民銀行の為替レート政策が新たな挑戦に直面した」と明らかにした。

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