「黒豚・キジ…済州の味、海外に羽ばたいていくことを期待」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.13 16:44
「海外旅行に行くといつも現地食ばかりは食べられないでしょう。外国人も同じです。済州(チェジュ)の食材でいろいろな世界の料理を作れることが知られれば、もっとたくさんの観光客が済州の味を楽しめるのではないかと思います」
「美食の饗宴」を繰り広げる「第1回済州フード&ワイン・フェスティバル」が済州道で12日、開幕した。3日間にわたって行われる今回のフェスティバルは、済州道のクリーンな農・水・畜産物を広報して「美食観光」を活性化するために企画された。この日会ったキム・ヨンウク組織委員長(69)は、「初めての行事ということであまり大きな期待をしていなかったが、国内外の著名なシェフが参加してくれて大きな力を得た」と述べた。
このフェスティバルには名前を聞くだけで美食家の心をときめかせる特級シェフ18人が参加した。「ハワイ地域の食」というジャンルで1990年代に料理業界にセンセーションを巻き起こしたロイ・ヤマグチやアラン・ウォン、米国LAミシュラン二つ星レストラン「Melisse」ジョシュア・シトリン、日本の有名漫画『将太の寿司』の韓国すし職人のモデルであるアン・ヒョジュ、2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック特選メニューの開発を担当した「LAB XXIV」のエドワード・クォンらだ。済州道の郷土料理名人1号のキム・ジスンと2015アジアベスト50レストランに選ばれた「RYUNIQUE」のリュ・テファン・シェフも参加した。