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安倍夫妻の前で衆院解散を非難した日本の人気ロックバンド

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.30 14:57
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日本最高の人気バンドが、安倍晋三首相夫妻が観覧中の公演で、衆議院の解散を皮肉るアドリブを見せて話題になっている。5人組バンド「サザンオールスターズ(Southern All Stars)」のリーダー兼ボーカルの桑田佳祐(58)は28日、横浜で開かれた単独公演の途中で「衆院解散なんですとむちゃを言う」という歌詞をいきなり入れて歌った。

改詞した曲は1998年に桑田本人が作詞作曲したヒット曲『爆笑アイランド』だった。この歌には「優能な内閣総理の表明、原稿を読み国家を救う」「有名な抑止力兵器たちと条約、民衆の群れはBlue…“Baby、安全なんです”と長官は言う」などと島国日本の政治的現実を風刺して首相をやじる歌詞が多数入っている。この歌の中に「衆院解散」を組み入れたのだ。日本のメディアは「客席に座っていた安倍首相を意識したもの」と分析した。大義なき衆議院解散と総選挙費用で700億円(約6400億ウォン)が支出され税金を浪費しただけということを皮肉ったという。

 
時事通信は28日「聴いていた安倍首相が驚いたような表情になった」と伝えた。公演が終わった後、安倍首相は「楽しかった」と話したが「衆議院の解散」に言及したアドリブについては答えず笑顔で返した。安倍首相は公演中、曲に合わせて手を振ったり体を前に差し出して手をたたいたりするなど公演を楽しんだと伝えられた。

サザンオールスターズは78年にデビューして以来40年近くトップの座を守っている「日本ロックの生きた伝説」と呼ばれている。

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