キム・ハンソル、ボスニアでの友人はチェ・ゲバラ崇拝者?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.17 10:53
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の孫のキム・ハンソル氏に仲の良い友人ができた。彼が通うボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルにあるユナイテッドワールドカレッジ(UWCiM)の同級生タミル(16)だ。
15日夕方、ハンソル氏はタミルと2人きりで寄宿舎の食堂の前に現れた。学校側が配置した私設警備スタッフはこの日全部消えた。タミルはハンソル氏が寄宿舎に到着した12日からいつも食事をともにしてきた。ボスニア国籍のタミルはハンソル氏のスポークスマンのように行動している。ハンソル氏に会うために寄宿舎の前で待つ取材陣に「ハンソルがメディアの関心を負担に思っている」「特に韓国記者たちに会うのは避けている」などの話をしてきた。「ここはプライベートな空間だ」として記者らの寄宿舎内部への接近を防いだりもした。 タミルはこの日まで3日間、キューバ革命主導者の1人チェ・ゲバラの顔が描かれたシャツを着ていた。シャツに関心を示すと「チェは尊敬する革命家だ」と話した。アルゼンチン出身の医師だったゲバラはフィデル・カストロとともにキューバ革命を成功させた後、共産革命の拡大を狙ってゲリラ戦に出てボリビアで捕まり銃殺された。