【コラム】韓国の五輪成績がイタリアより良い理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.21 13:59
江原道平昌(カンウォンド・ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)の開幕が200日を切っている。イタリアと韓国はいずれも半島国家であるうえに、人口の規模も似ているが、最近の五輪成績を比べてみると韓国が少し先んじる。2014年ロシア・ソチ冬季五輪で全体のメダル数が8個で同じだったが、イタリアはノーゴールド、韓国はゴールドが3個だった。昨年、ブラジル・リオデジャネイロ五輪の時、イタリアは韓国よりメダル7個をさらに獲得したが韓国に金メダル1個が足りなくて総合順位は韓国8位にリードされた9位だった。五輪参加の歴史は韓国よりイタリアが長く、より良い成績を出してきたにもかかわらず、近ごろ韓国に押される理由は何だろうか。
イタリアでスポーツは個人中心だ。高校まで体育授業は一週間に2時間しかない。体育高校・体育大学もない。体系的な体育教育は放課後のスポーツクラブで行われる。例えば、テニスを習いたければ満5歳から専門監督が直接教えるテニスクラブに行けば良い。サッカー・ラグビー・バスケットボール・バレーボールも同じだ。クラブ制度は長所・短所がある。