ドックの稼動中止に入る韓国造船所、仕事不足の克服に死活をかける(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.26 10:42
受注の改善にもかかわらず、造船業界は今年の下半期から今後1~2年の仕事不足にどのように「耐え忍ぶか」に死活をかけている雰囲気だ。英国造船・海運分析機関クラークソンリサーチによると、世界造船所の数は造船業が超好況だった2009年930から今年3月末を基準に398と60%近く急減した。この中で約30%は年末に仕事が切れるものと見られている。専門家たちと業界関係者たちは造船業況が最悪の局面は抜け出したが、10年前の好況期が再来することは難しいと考えている。造船業者が構造調整の手綱を緩めずにいる理由だ。
現代重工業は昨年5月から賃金・団体協約を通じて「賃金基本給の20%返上」を推進している。サムスン重工業も来年まで全体人員の30~40%を縮小することにし、今月に入り本格的に労働者協議会と循環無給休職などを議論している。