日本自民党、安倍総裁の任期延長めぐり激しい神経戦(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.22 10:18
安倍首相後継グループは牽制に動いた。3日の内閣改造で農水産相入閣の提案を断った石破氏は翌日、総裁任期延長は時期尚早だと主張した。19日には「違和感をもっている」とも語った。石破氏は2012年自民党総裁選挙戦の一次投票で1位になったが、決選投票で安倍氏に敗れた派閥のトップだ。
同じく派閥会長の岸田文雄外相も石破氏と変わらない。「現段階でまた3年間の任期のさらに先の話をするのは、ずいぶん気の早い話ではないか」と述べた。政治評論家の田崎史郎氏は寄稿で「自民党総裁の任期延長問題は権力闘争の歴史だった」とし「安倍体制から離脱した石破氏はともあれ、岸田氏が容認するかどうかが任期延長実現のカギとなるだろう」と分析した。