【中央時評】ハワイで米中が対立した理由(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.17 16:52
まさにこの点を中国が不都合に感じている可能性がある。 中国の経済は好調で、欧米が危機を迎えている状況で、中国は韓日中自由貿易交渉と台湾との両岸経済協力枠組協議(ECFA)で有利な立場だった。 これらすべて交渉で、中国はあらゆる国内問題で例外の適用を主張できた。 しかしTPPや韓米FTAのように高度な自由貿易協定が拡大しながら、中国は韓国・日本などとの相手に交渉力を失うしかなくなった。
中国と貿易をするすべての国が同じく中国市場の問題にぶつかっている。 中国で事業をする見返りに技術移転を強要する中国政府の問題は、韓国や米国の企業の間で悪名高い。 また知的財産権保護問題、労働者政策、不正腐敗、人民元問題のため多くの困難を経験している。 TPPの長期的効果は、関税引き下げだけでなく、アジアを統合する21世紀的な貿易と投資のルールを確立することだ。