金総書記が李大統領の平壌訪問を要請?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.19 07:23
米国防省の高官が14日(現地時間)「北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が李明博(イ・ミョンバク MB)大統領を同国の平壌(ピョンヤン)に招待した」と述べた。
この高官は第41回韓米安保協議会(SCM)などに出席するため18日から韓国・日本・スロバキアを歴訪するゲーツ米国防長官の出国に先立ち、このように伝えた。同高官はまた2012年4月に予定された戦時作戦統制権(戦作権)の移譲時期について、円満な移譲が行われるだろうとしながらも「(最終な移譲の決定は)2012年の状況に基づいて決まるだろう」とし、時期調整の可能性を排除しなかった。
この日、モレル米国防総省報道官は北朝鮮が12日に発射した短距離ミサイルについて「国連安保理決議違反」と指摘した。これに先立ち米国務省はこれに対する判断を留保したことがある。この高官は「北朝鮮問題で次の段階に起きることは何か」という質問に「突然、北朝鮮との融和の局面を迎えている。金総書記が李明博大統領を平壌に招待し、中国の温家宝首相が平壌を訪問した。北朝鮮は“米国と対話できるなら、6カ国協議に復帰する”とまでコメントしている」と答弁した。