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習近平の反腐敗闘争にチリ産ワインが笑う理由(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.13 15:43
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中国はチリだけでなく世界のワイン市場の新しい成長動力だ。国際ブドウ・ワイン機構(OIV)は「2015年の世界ワイン貿易額は前年比11%増の283億ユーロとなった」とし「2年連続下落から反騰した要因は中国のワイン需要増加」と明らかにした。

当初はフランス産高級ワインが中国市場を掌握した。この流れを習近平国家主席が変えた。反腐敗闘争だ。高価なフランス産ワインが中国で場所を失いつつある。仏ボルドーワイン協会会長のベルナール・ファルジュは「中国政府の反腐敗運動で高価なワインが追い出されている」と述べた。ボルドーワイン協会によると、ボルドーワインの2014年の中国内販売量は6億8500万本と、2013年に比べ8%減少した。

 
ここにチリのワインが入り込んだ。この5年間、チリのワイン輸出は20%近く増加した。特に対中国輸出は4倍以上増えた。フィナンシャルタイムズ(FT)は「中国の政策変化でチリがワイン輸出の多角化を図れるようになった」と報じた。

問題は低い認知度だ。チリ産ワインを飲んだ中国人のほとんどがワインの原産地を知らない。中国に輸出されるワインの多くはボトルではなく大きな容器に入ったバルク形態だ。中国ではこのようなチリ産ワインが現地ブランドに生まれ変わるケースが多い。アルゼンチンのワインレストランのあるソムリエは「チリのワインのイメージはボトルではなくキログラム単位で販売されるバルクワイン(低級ワイン)」と語った。

チリのバチェレ大統領など元・現国家首班がブランドの広報に乗り出した。ワインを含むチリの飲食品の優秀性5つを知らせた。高品質、安全性、履歴追跡可能、国際保証、天然の味だ。バチェレ大統領は昨年11月、サンティアゴで全世界を相手に「チリ食品、生命の根源」というキャンペーンを始め、チリ産ワインの優秀性を強調した。

個別ブランド戦略も精巧になっている。チリのワイン会社エラスリスは2004年1月、独ベルリンのリッツカールトンホテルに欧州最高のワイン専門家50人を招待し、ラベルを隠してブラインドテスト(商標を隠して味の順位をつける)をした。その結果、エラスリスの高級ワイン、ヴィニエド・チャドウィック2000年産が1位になった。世界的に有名なワインのシャトー・ラフィット・ロートシルトが3位、シャトー・マルゴーとシャトー・ラトゥールがそれぞれ5、6位となった。

ワイン専門誌はこれを「パリスの審判」に例えて「ベルリンの審判」と呼んだ。1本あたり1000ドルを超えるフランス高級ワインより、エラスリスの100-200ドルのワインが高い評価を受けたからだ。「パリスの審判」とは、英国のワイン評論家スティーブン・スパリュアが76年に開いたブラインドテストで、カリフォルニアのワインがフランスのワインを上回ったことをいう。


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