【コラム】韓国のTPP加入、まだ時間はある
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.15 08:41
韓国の環太平洋経済連携協定(TPP)加入に対する議論は相変わらずだ。結論は「TPPに加入することが望ましいが失期ではない」というものだ。
もちろん米国が主導する世界貿易の標準と流れに足並みをそろえる必要はあるが、時期を逃したと政府をむやみに非難するのは自制しなければならない。
その理由は、韓国の場合すでにTPP12カ国の加盟国のうち、日本とメキシコ、ニュージーランドを除きすべて自由貿易協定(FTA)を締結したためだ。メキシコとの貿易規模は輸出入を合わせ120億ドルとわずかで、ニュージーランドとのFTAは20日に発効される。