韓国経済諮問会議「米利上げ・中国経済の不安リスク…対応政策必要」

ⓒ 中央日報日本語版2015.10.07 17:27

大統領直属の韓国国民経済諮問会議は７日、韓国経済の最大リスク要因として米利上げや中国経済不安などいわゆるＧ２リスクを挙げながら、為替レート、通貨、財政政策で柔軟性のある運用を注文した。

国民経済諮問会議は同日、朴槿恵（パク・クネ）大統領主宰で開かれた第７回会議で、Ｇ２リスクに備えるための短期的なリスク管理政策と中国の産業構造変化に対応した政策を推進しなければなければならないと明らかにした。

諮問会議は「過剰投資の後遺症による中国の成長調整過程で人民元の為替レートが柔軟に調整されない場合、経済不安が長期化する可能性がある」と診断した。これを受け、リスク管理のために為替レートを需給環境に基づいて柔軟に調整されるよう運用していくことが提案された。

また、不良企業の構造調整の促進や健全性のある規制強化による家計負債の制御など不安要因の先制的縮小が提示された。