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人口非常灯ついた中国、「1人っ子政策」早ければ年内にも放棄(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.14 10:24
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中国は1980年以降、「小皇帝(小=子供)」の国と呼ばれている。その年の9月から「子供は1人まで」という出産制限政策が施行され、兄弟姉妹のいない1人っ子が生まれた。望むものは両親がすべて聞いてあげて小皇帝という言葉が出てきた。しかし歳月の変化に勝るものはない。中国が早ければ年内か遅くとも来年からは30年以上維持してきた1人っ子政策を放棄して全面的に「2人の子供」許容政策を実施する展望だ。

中国は昔から土地が広く物産は豊富で人口が多い(地大物博人多)国というが、建国初期でも今ほど人は多くなかった。毛沢東は演説のたびに「5億人民の団結」を強調した。そのうちに64年には7億人、74年には9億人に達した。中国が出産制限政策を立てないわけにはいかなかった背景だ。

中国は革命の国らしく、人口調節も革命的に推進した。80年に共産党員と公庁団員に子供1人だけ育てることを要求し、その年に頒布された婚姻法には「夫婦は計画出産政策を実行する義務がある」と釘を刺した。82年には憲法を通じて「国家は計画出産を推進する」と宣言し、法による拘束力を備えた。これを犯した場合には莫大な罰金が課され、さらに強制流産させるという言葉も出てきた。西側の非人間的政策という非難に対してトウ小平は「中国難民が5000万人ほど外国に押し寄せたらどうなるのか」と応酬し、その後国際社会はそれ以上の文句をつけなかった。1人っ子政策で中国の家庭は4人の祖父母、2人の親、1人の子供という「4-2-1」人口体系を持つことになった。

 
この政策で人口増加スピードが顕著に遅くなった。また家庭観念にも変化が出てきた。かつては「早く結婚して早く赤ん坊を産み、多くの子供が多くの福であり、男の子を重視して女の子を軽んじる」風潮が、今では「遅く結婚して遅く少なく子供を産み、しっかり育てて息子・娘を区別しない」ことへと変わった。農村の場合には貧困解決に多いに役立った。2億5000万人に達していた貧困層が5000万人に減った。


人口非常灯ついた中国、「1人っ子政策」早ければ年内にも放棄(2)

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