英国系たばこ会社のブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)が、4年前から秘密裏に北朝鮮でたばこ工場を稼働していると、英ガーディアン紙が7日報じた。
同紙は、BATが人権問題が深刻な北朝鮮との合弁工場を理由に、人権を無視する企業という非難を受けている、と伝えた。 BATはミャンマー独裁政権とも合弁で4年間たばこ工場を運営し、英国政府と人権団体の圧力を受けて03年に撤収している。
同紙によると、BATは01年9月、北朝鮮国営企業の朝鮮ソギョン貿易会社と合弁で平壌(ピョンヤン)に「テソンBAT」を設立した。 職員は200人で、現在、年間20億本を生産している。