資金洗浄にメス…韓国政府、7カ国に容疑者リスト交換を提案
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.14 09:49
韓国政府が米国、中国、インドなど7カ国からマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いがある韓国人のリストを交換する案を推進する。韓国人マネーロンダリング疑惑が集中している国々のため実現すれば海外マネーロンダリングと脱税犯罪摘発に相当な成果が期待される。
韓国政府と金融投資業界によると、金融委員会傘下の金融情報分析院(FIU)は7月にニュージーランドで開かれたアジア太平洋マネーロンダリング対策グループ(APG)会議の際にアジアの主要6カ国に「相手国籍の違法資金取り引き容疑者(STR)のリストを交換しよう」としてプロジェクト協定の締結を提案した。該当国は中国、インド、香港、マカオ、シンガポール、マレーシアだ。FIUはこれに先立ち今年初めから米国と同内容の2次協定締結を推進しており、現在実現直前段階だ。FIUは2012年に米国と1次協定を締結したのに続き最近では日本とも協定を結んでいる。