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【コラム】韓国産の粉唐辛子、山東省商品展に出てきた理由

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.14 09:49
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「当然ではないですか。中国市場が韓国の内需市場になるということでしょう」。

先週末、中国の山東省済南で開かれた「韓国商品展」で会ったアミセル化粧品のキム・ポンハン部長は展示会への参加理由を聞いた質問に、このように答えた。「マイダス」ブランドを持つアミセルは本社を大田(テジョン)に置く化粧品専門会社。主に国内の美容室や専門店舗に商品を供給してきたが、中国市場に進出するため展示会に出てきたという。韓中のFTAが契機だった。彼は「習近平・国家主席の言葉通り、今年中にFTAが締結されれば両国間の市場障壁が消えるのではないか」として「FTAが姿を見せ始めた約2年前から中国市場を研究してきた」と話した。

 
展示会に参加した300社の中でアミセルのように中国市場を初めて参入する企業が多かった。保湿パック、あられ機械、豆乳、医療用椅子…。さらに忠清南道(チュンチョンナムド)の安眠島(アンミョンド)にある企業はコチュカル(粉唐辛子)を持ち出した。FTAが小さな内需企業を輸出戦線に引き込んでいる。

1・2階の展示場を回って考えついたのは「統合」だった。これまで関税や各種非関税の障壁で垣根が張られた韓国と中国の市場が徐々に一つになっていきつつあることを実感できた。展示会場は、その統合の流れに合流しようとする企業でいっぱいだった。

製造業分野でも統合の流れは明確だ。展示会で会ったホン・チャンピョ大韓貿易投資振興公社(KOTRA)中国産業団団長は「製造業分野の協力パラダイムが“分業”から“統合”に変わりつつある」と話す。今までは韓国で部品を作り、中国で組み立てる形だった。しかし中国の技術水準が高まる中でかなりの部品は中国で生産される。国別に散らばっていた生産が中国に統合されながら国内の輸出企業はますます場が縮小している。

ホン団長は対応策として「多層的サプライ チェーン(供給鎖)」を提示している。最近行われた「ハイアール(海爾)プレゼンテーション」はその事例だ。韓国の中小企業4社が青島の有名家電企業ハイアールを訪ねて行ってプレゼンテーションを行った。ハイアールに部品を供給するための「オーダーメード式マーケティング」だった。反応が良く、まもなく契約もされるというのが行事を主管したKOTRA青島貿易館の説明だ。韓国の投資企業だけでなく全中国企業に供給処を拡大できるかに製造業分野のビジネスの成否がかかっているとの話だ。

だからこそ「中国企業を対象にした全方向マーケティング」が必要なのだ。しかし製品(サービス)競争力がなければ、広くなった市場や供給先の多角化は絵に描いた餅にすぎない。市場が統合されながら、自社が持っていた国内市場まで中国企業に奪われる恐れもある。技術力で押しやられれば、永遠に周辺部をぐるぐる回らなければならない3流企業に転落しかねない。ゆえに統合パラダイムは、機会であり危機だ。「その流れにどのように対応するのか?」。表面化している韓中FTAが韓国企業に投げかける宿題だ。

ハン・ウドク中国研究所所長

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