【取材日記】河野談話20年、被害者に化けた加害者
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.05 09:24
河野談話が発表されてから4日で20年を迎えた。談話は1993年8月4日に宮沢内閣の河野洋平官房長官が発表した。
談話は、「慰安婦は甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった」として日帝の慰安婦強制動員を初めて認めた。また「心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる」と明らかにした。
談話発表前に日本政府はソウルで慰安婦生存者16人の証言を聴取した。彼女らは胸が張り裂けるようエピソードを打ち明けた。談話が慰安婦動員の強制性を認めたのはこのリアルな証言が大きな影響を及ぼした。その16人のうち現在も生存しているのは2人だけだ。