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<世界革新企業家、未来50年を語る>(9)ロシュ会長…「がん征服が未来の主力事業に」(上)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.07 17:25
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「20年前には想像もできなかったことが『がん治療』で起きている。遠くない未来に『人間免疫』による治療法が可能になるだろう」。

生命工学を利用した「バイオ製薬」世界1位のロシュのセヴリン・シュヴァン会長(48)は、5~10年先の近い未来に「がん征服」という人類の念願に一大転機が訪れると予想した。最近スイス・バーゼルの本社で行われた中央日報とのインタビューからだ。

 
製薬企業のトップランナーとして彼は「体内の免疫システムが持続的にがん細胞を殺し、再発を防ぐ治療法へと医療の『パラダイム・シフト(Paradigm Shift・大転換)』が実現されるだろう」と見通した。がん征服は生存の技術であると同時に、未来の主力産業の新しい種でもある。すでに各国は「高齢化の波」の中で「バイオ・ヘルス産業」に死活をかけている。2030年には経済協力開発機構(OECD)加盟国のバイオ市場が1800兆ウォンまで成長するという予想も出てくる。

だが「遺伝子・幹細胞治療」まで登場した状況で、いまだにがん治療は征服できない関門として残っている。シュヴァン会長は「がん征服の新たなルートを探すために毎年10兆ウォン以上の資金を注ぎ込む」と話した。特に彼は「パラダイム・シフトの転換期に備えるためには、多様性・包容が重要だ」として「組織管理もやはり開発途上国の人材をうまく活用すれば多様な思考を実践に移せる」と強調した。世界の難題を解決していくコードの1つとして「開放性」を強調したのだ。彼との2回の対面・書面インタビューを通じて今後50年間の「メガトン級の話題」として持続する「メディカル産業」の未来を探ってみた。

--「免疫抗がん剤」というのは何か。

「従来の治療剤はがん細胞を直接殺す。しかし免疫治療剤は人の免疫細胞の活動を助ける。がんが発生して転移する最も大きい理由は、免疫細胞ががん胞をまともに認識できないからだ。免疫抗がん剤は、免疫細胞の認知機能を回復させてがんを攻撃するよう誘導する」

--健康管理技法が発展しながらがんは未来に減るのではないか。

「その反対だ。寿命が延びてがんを誘発する環境が増える上に、職場ストレスや肉食などが複合的に作用してがんの発病率が高まっている。さほど経過しないうちに人口3人中1人は、がんで苦痛を受ける。残りの2人は家族・同僚ががんにかかるのを目撃するだろう」

シュヴァン会長は「近いうちに免疫抗がん剤を商用化できるだろう」と明らかにした。ロシュは今年11件の免疫抗癌剤について「3段階目の臨床試験」(発売の前段階)を進めている。特に治療が難しい膀胱がん・肺がんで腫瘍の大きさが27%以上減る効果をみながら鼓舞されている。

彼は「このような革新は、粘り強い長期的投資の結果」といった。ロシュは昨年に売り上げの20%ほどにあたる10兆6804億ウォンを研究開発(R&D)に注ぎ込んだ。初めての抗がん剤である「フルオロウラシル(fluorouracil)」の発売(1962年)など最初のメダルが並んでいるが、「バイオ時代」を引っ張っていくための革新ペダルによって一層加速化する。シュヴァン会長は「今後もこの分野で誰も成し遂げることができなかった成果を作っていく」と自信を見せた。


<世界革新企業家、未来50年を語る>(9)ロシュ会長…「がん征服が未来の主力事業に」(下)

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    <世界革新企業家、未来50年を語る>(9)ロシュ会長…「がん征服が未来の主力事業に」(上)

    2015.10.07 17:25
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    セヴリン・シュヴァン会長は先月スイスのバーゼルで開かれた「腫瘍学セミナー」で、免疫抗がん剤によってがん治療の新たな転換期を迎えるようになると予告した。(写真=ロシュ)
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