【社説】黄教安代行と野党、力比べをしている時か=韓国(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.12.18 13:09
17日にソウル都心で開かれた8回目のろうそく集会では「黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行即刻辞任」のスローガンが出てきた。主宰側である「朴槿恵(パク・クネ)政権退陣非常国民行動」は、「黄権限代行は弾劾された大統領の手足」として即時辞任を要求した。
無責任な私人崔順実(チェ・スンシル)と一体になり国政に介入した朴槿恵政権に対する憤怒は理解してあまりある。だが韓国の国民は憤怒を賢く昇華させ暴力と違法ではない民主主義と法治の方式で朴大統領を断罪した。全世界が驚いた平和なろうそくデモを通じ憲政史上2度目の国会弾劾を引き出した。血一滴流さず憲法の規定通りに朴大統領の職務を停止させ法の審判台にのせた。それだけにこれからは憲法裁判所の審理を静かに見守り「ポスト朴槿恵」と「大韓民国リセット」の道を設計しなければならない時だ。