中国が韓国企業の墓場になっていく理由(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.01 13:05
韓国企業の中国市場での不振をTHAADのためと言っているが、言い訳に過ぎない。「市場を与えて技術を得た」中国企業の恐ろしい崛起が正解だ。世界のあらゆる製造業に中国が参入したとすれば、短くて5年、長くて10年でその業種は根こそぎ破壊されるだろう。
第4次産業革命、韓国は出発から出遅れている。手遅れになったと大騒ぎをしてみても、大金だけはたいて無駄な苦労をするだけだ。デジタル・バイオ・スマートファクトリーのうち韓国が強い分野だけを選別して集中しなければならない。祖父の半導体に対する鋭い洞察力が約30年後、今日のサムスンを作って孫を幸せにさせている。第4次産業革命時代の韓国は、半導体のように今後30年間の経済を担う新樹種産業の種をちゃんと撒いておく必要がある。第4次産業革命を口先だけで公約だけを前面に出すわけではなく、米国や中国、ドイツ、日本がしないこと、特に中国にできないことに注力してこそ成功する。今、韓国は半導体を除いて製造業で中国をリードしている分野がほどんどない。すでに電気車・二次電池・ドローン産業の世界最大市場、最大生産国は中国だ。