世界が注目する「ソウル・スタイル」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.20 15:32
韓国女性の美しい肌と洗練された化粧法、豊富な美容知識と厳しい製品評価のために韓国は以前からグローバル化粧品ブランドのテストマーケットであり製品開発の発祥地の役割をしてきた。ところで韓流ドラマ・芸能番組などを通して「K-ビューティー」に憧れる海外女性が中国・東南アジアなどを中心に急増し韓国に対する情報も増えながら「韓国→ソウル→弘大」式にますますイメージが具体化したのだ。MACを運営するエスティローダーグループ・コリアのチョ・ヘソン次長は「2011年に韓国で開発した製品を世界市場に発売したのをはじめ、リップスティックの『コリアンキャンディ』『サニーソウル』や弘大ソウルメーキャップカバンまでますます具体的に変わりつつある」と説明した。
こうした形でソウルのイメージを具体化する傾向は、国内の化粧品ブランドでもあらわれている。「韓国女性の美しさ」を標ぼうする化粧品ブランドのバニラコ(Banila co)は昨年からソウルとソウルの女性をテーマにしたメーキャップ商品を出し続けている。昨秋にはソウルの風景を入れた「ティンテッド・ソウル」製品を、今春にはソウルの春の花をテーマにした「フローラル・ソウル」を出した。先月には「ソウル・フォックステイル・マスカラ」を発売した。今年9月にはソウル各地の違うイメージを反映して「北村(プクチョン)ゴージャス」「カロスキル・フェミニン」「弘大ファンキー」シリーズを出した。バニラコのマーケティング担当キム・ジウン室長は「K-ビューティーに関心が高い外国人に反応が良い」として「年末までに中国でも発売する予定」といった。