作文試験選択などSAT大幅に変わる…「韓国の学生に不利」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.07 11:42
米国の大学進学適正試験(SAT)制度が2016年から大幅に変わる。試験主管機関であるカレッジボード(CB)は5日(現地時間)、米国テキサス州オースチンで記者会見を行い、変更内容を発表した。
まず、2005年から追加された作文(essay)領域が必須から選択に変わる。これに伴い、批判的読み取り(critical reading)・数学(math)・作文三領域で各800点ずつ2400点満点だったのが、実証的読み取りと作文(evidence-based reading and writing)・数学の二つの領域で1600点に減る。作文を選択する場合、点数は別に決められる。また、多肢選択問題で誤答に与えた追加減点はなくなる。受験生は紙問題用紙の他にコンピュータを利用して試験を受けることもできることになる。
数学は出題領域を減らして一次方程式と関数、比例と関連した問題が集中出題される。またdepreciatory(不遇的な)、membranous(ちょうど形の)等、「SAT単語」という言葉ができるほど難しい単語をなくし、大学で広範囲に使われる単語だけ使う。科学・歴史・社会関連問題分析が強化され、独立宣言文や権利章典、マーティン・ルーサー・キングの著作など米国建国と市民権関連問題が増える。