韓国の原発時代を開いた古里1号機…稼働中止仮処分申請

韓国の原発時代を開いた古里1号機…稼働中止仮処分申請

2011年03月31日08時56分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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古里原子力発電所。原子炉の建物の前は防波堤がなく海が広がり、後ろには山が控えている。
  



  30午前、釜山市機張郡長安邑(プサンシ・キジャングン・チャンアンウプ)古里(コリ)。海岸に沿ってドーム型の原子炉建物が雄壮な姿で並んでいる。現在稼働中の古里1・2・3・4号と新古里(シンゴリ)1・2号機だ。北側の蔚山(ウルサン)側海岸には建設中の新古里3・4号機も見える。

  原子炉の建物の前は防波堤がなく、海が広がっている。1号機の前は冷却水の取水口を囲む小さな防波堤が設置されている。すべての原子炉は海岸からわずか300-500メートルほど離れたところに位置している。

  後方には低い野山がある。原発地盤が安定した岩盤層に建設したところ、海水面との差は7-10メートルにすぎない。福島原発のように14メートルの津波が発生すれば、まともに被害を受ける位置だ。

  韓国の原発時代を開いた古里原発1号機の前には「未来を明らかにした情熱と共生の先駆的な灯り」と書かれた「継続運転記念碑」がある。この碑石には1978年4月商業運転開始、2008年1月継続運転など古里1号機の歴史が刻まれている。

  古里原発対外協力室のチェ・ジェソク課長(39)は「古里1号機は寿命30年を超えて再稼働するが、新しい発電所を建設するレベルで改善したので安全だ」とし「建物と原子炉容器だけがそのままで、内部施設はすべて最新設備に変えた」と述べた。

  古里1-4号機と新古里1・2号機はマグニチュード6.5、新古里3・4号機はマグニチュード7.0に耐えられる。この基準は発電所の真下で地震が発生した場合を仮定したもので、遠海で発生するより大きな地震にも耐えられる、というのが古里原発側の説明だ。

  しかし非常ディーゼル発電機と使用済み核燃料貯蔵プールの位置は不安だ。原発ごとに2台ずつ設置されている非常ディーゼル発電機は1階に位置している。使用済み核燃料貯蔵プールは原子炉と同じ建物内にある。もし津波が押し寄せた場合は浸水し、被害が拡大する構造だ。これに関し、原発側は浸水ですべての電源が切れても、蒸気を利用して冷却水供給ポンプを稼働させる自然循環構造であり、日本のような惨事は起きないと説明した。

  しかし東日本大地震が発生した後、釜山・蔚山の市民は設計寿命(30年)を延長して再稼働に入った古里1号機に不安感を隠せずにいる。釜山地方弁護士会は市民原告団を募集し、来月中旬に古里原発1号機の稼働中止仮処分申請を出すことにした。この団体のチァン・ジュンドン会長は「原発安全性の検証のため公益訴訟を起こすことにした」と述べた。

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