憲法裁判所が8日「李明博(イ・ミョンバク)特検法」関連の憲法訴願と仮処分事件を10日午後2時に決定すると明らかにした。憲法訴願が先月28日に受理されてから14日目になる。これまでの憲法の訴願事件史上で最も速い決定だ。
金福基(キム・ボッキ)憲法裁公報官は「憲法裁全員裁判部(9人の裁判官全員が審議を行う、主審睦栄埈裁判官)が10日を特別期日と定めた」とし「李明博大統領に対する特検捜査を決定する重大な懸案なので特検が始まる前に迅速に処理するため」と説明した。憲法裁が憲法訴願に対して決定を下すことになれば「憲法訴願に対する決定まで特検法の効力を停止してくれ」という仮処分申請は自動的に棄却される。
憲法裁が李明博特検法に対して違憲決定を下せば「特検捜査」は白紙に戻される。しかし合憲決定を下せば特検は14日、最長40日間の捜査に着手する。