<チャイナインサイト>文在寅政権はなぜ中国に冷遇されるか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.19 08:44
三つ目は軽く見えるという点だ。国と国の間、またリーダーとリーダーの間には「駆け引き」がある。よく、ある程度の地位に上がった人たち同士が会うことになれば、会議や食事などのいろいろな席で言葉と身振りを混ぜながらお互い駆け引きをする。トランプ米大統領の「強い握手」がそのような例だ。
1988年に当時の金大中(キム・デジュン)大統領が訪中した時だ。26年生まれの江沢民国家主席が「我々の故郷では5歳ほどの年齢差は友人としてつき合う」とし、24年生まれの金大統領の反応を試した。これに対し金大統領は「韓国式の礼法はそうでない」と応酬した。冗談を交わしたようだが、実際には「国格」まで担保にする激しい「戦争」をしたのだ。