中国が韓国企業の墓場になっていく理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.01 13:04
過去約60年を振りかえると、自動車と情報技術(IT)に強い国が経済の強い国だった。1950~70年代の米国、80年代の日本、1990~2000年代の韓国がそうだった。ところで、2010年に入ってからは世界最大の自動車とIT市場が中国だ。昨年、中国では2800万台の自動車が売れ、2位である米国の1750万台より1050万台も多く売れた。中国のモバイル加入者は13億2000万人で、米国の3億8000万人の3.5倍に達している。昨年、中国は20億5000万台のスマートフォンを作った。
今、自動車とスマートフォンの世界最大市場である中国で韓国の墜落が深刻になっている。韓国の代表的な自動車会社の市場シェアが2014年に10%台から今年5%台に下落した。1位だった韓国を代表するスマートフォン企業の中国市場でのシェアも5%台で、6位に墜落した。中国で実績を上げていた韓国企業が万里の長城で道に迷っている。中国が今、韓国企業の市場でなくお墓になっている。中国で韓国自動車とスマートフォンの不振は高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備に対する報復のためだけではない。中国の変化にちゃんと対応できなかったためだ。