特許457件…LGが10年かけて開発した「ツインウォッシュ」洗濯機
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.20 13:08
「ついにわれわれがやり遂げたんだ」。先月22日、LG電子H&Aデザイン研究所洗濯機チームのメッセンジャーチャットルームに上がってきた書き込みだ。「胸がいっぱいだ」というチーム員の返信が相次いだ。洗濯機1台がチーム員の自負心を大いに引き上げた。この日LG電子のチョ・ソンジン社長(59)は、「TROMツインウォッシュ」洗濯機を公開した。チーム員が心血を注いで開発した製品だ。「ツイン」という名前の通りドラム型洗濯機と縦型洗濯機の機能を結合しようというアイデアが10年ぶりに光を見たのだ。ドラムは洗濯物を下へ落として洗い、縦型はもみながら洗う。
今回出されたツインウォッシュは各種の記録を保有している。開発に参入した人材は合わせて145人だ、特許出願だけ457件に達する。19日にソウル・汝矣島(ヨイド)のLGツインタワーで3人の開発者と会った。チョン・ホイル首席研究員(44)は「デザインチームにいてツインウォッシュのデザインをしていない人は1人もいないだろう」と話した。するとイ・ギョンア専任研究員(34)が「最初にデザインする時は独身だったがいまでは結婚して母親になった」と話した。カン・ギヨン次長(43)は「LG電子ができてから最も多くの人が関わった作品」と自慢した。