ドラマ『未生』の中にも出てきた「関係（人脈を通したビジネス）文化」についても言及した。パク団長は「『友人１人がさらにいれば道がもう１本増える』という中国の言葉のように関係文化は明らかにある。だが誤解してはいけない」として「関係を非正常的で違法なビジネスと見るならば、今では非常に減った」と話した。イ館長は「関係文化は程度の問題で、先進国にもある。品質と価格競争力を備えた後に関係までもあるならばシナジー効果を出すだろうが、関係に依存するのは望ましくない」と付け加えた。

イ館長は「今や『メードイン・チャイナ’（Ｍａｄｅ　ｉｎ　Ｃｈｉｎａ）』ではなく『メードウィズ・チャイナ’（Ｍａｄｅ　ｗｉｔｈ　Ｃｈｉｎａ）』に向かわなければならない。中国を市場とだけ見ずに、同伴者・パートナーとして近づく時にこそ成功の可能性が開かれる」と強調した。

ＫＯＴＲＡは「メードウィズ・チャイナ」に向かうための戦略として▼随時変化する中国政策に対するモニタリング▼一方的な韓流を双方向の交流に拡大▼円満な対政府関係▼企業の社会的責任、現地化経営の強化▼加工貿易一辺倒からの脱皮▼内陸の中小都市進出などを課題として提示した。


中国市場をとらえたいのならば…＝韓国（２）

中国市場をとらえたいのならば…＝韓国（１）